甘えん坊なライオン
ライオンと言えばその威厳に満ちた姿から、
百獣の王と呼ばれていることで有名ですよね。
その堂々とした振る舞いで、
世界中から敬愛されている存在ですが、
実は甘えん坊な一面もあるようです。
一頭のライオンが男性と一緒に、
連れ立ってやってきます。
オスのライオンですがまだ若いため、
タテガミも生え揃っていない状態です。
若いライオンはこの男性のことが大好き。
彼に従順に付き従って、
撫でられている間は大人しくしています。
かなり満足そうな表情に、
男性だけではなく見ているこちらまで、
心が和みます。
朝の挨拶
さらにじゃれ合うために、
ライオンは男性の体へくっついてきます。
するとそこへ、
別のライオンが後ろから現れます。
後から来たこの若い雄ライオンも、
同じく男性のことが大好き。
こちらも幸せそうな顔をしながら、
頬を男性の肩に擦り付けて、
甘えていることが分かります。
二頭の雄ライオンにモテている男性が言うには、
これが彼らにとっての朝の挨拶だそうです。
ライオンというのはこれほど人に懐くのか、
と思うくらいイチャイチャしていますね。
しかしまだ若いとは言え、
ライオンは大型の肉食動物です。
端から見ると、
突然噛まれてしまうのではないかと、
少しハラハラしてしまいます。
強烈すぎる愛情表現
男性よりもかなり大きい頭を2つ、
我先にとばかりにぐりぐりされています。
男性の首の角度を見るに、
ライオンたちが行う朝の挨拶は、
思いのほか強烈な愛情表現のようです。
ライオンたちはぐるぐると甘えた声を出し、
あちこちに繰り返し顔を擦り付け、
撫でてもらいます。
ライオンたちの競うような愛情を、
一身に受けているこの男性は、最高に幸せ者でしょう。
体は大きいのに、
ごろごろ甘える姿はもはや猫と変わりなく、
その可愛い姿を見ていると、
男性が羨ましくなってきますね。