とある男性の元に、
おばあちゃんから連絡が入りました。
「最近野良猫を保護したので、遊びにおいで」
というもの。
男性がさっそく行ってみると、
そこにいたのは、
猫とは言いがたい生き物だったのです。
野良猫を保護したおばあちゃん
アメリカのカンザス州に暮らすEric Hertleinさん。
近所に住む彼のおばあちゃんは、
野良猫たちを保護する活動を行っており、
家に何匹もの保護猫たちが住んでいます。
最近また猫を保護したということだったので、
さっそくおばあちゃんの家へ遊びに行くことに。
しかしそこで、驚きの光景を目の当たりにします。
手前に座るのは間違いなく猫のようですが、
そこにいるのは野生のオポッサム。
ネズミのような見た目をした有袋類で、
フクロネズミとも呼ばれています。
おばあちゃんは自宅のベランダを、
野良猫たちの避難所に改装し、
いつでも入れるように、
開放しっぱなしなのだそうです。
オポッサムは野良猫たちに紛れて、
侵入したようです。
おばあちゃんの反応
オポッサムのことを野良猫だと思い込んで、
「テテ」という名前まで与えて可愛がっていたのに、
実は猫じゃないという真実を知ってしまったおばあちゃん。
しかし驚く素振りを全く見せず、
Ericさんにこう言いました。
「例え野良猫じゃなくたって、私は気にしないわ。この子は誰にも迷惑をかけていないんだから、このまま一緒に面倒を見てあげてもいいじゃない。」
おばあちゃんは、
優しく寛大な心をもっていたのです。
「テテ」の正体を知ったおばあちゃん。
今でも変わらず、
猫たちとオポッサムの世話をしながら、
のんびりと暮らしているそうです。