ずぶ濡れの子猫
ニュージーランド在住のキャスリンさんは大雨の翌日、
路上で弱々しく動いている生き物を見つけました。
最初はその動物をネズミだと思っていましたが、
まだ「へその緒」がついた状態の、
生まれて間もない子猫だったのです。
子猫は鳴けないようでしたが、
必死に路上を這って母親を見つけようとしていました。
すぐ家に連れて帰り、
食事を与えて看病を始めました。
看病の結果
「ブルース」と名付けた子猫を保護して3日目。
ついに喉を鳴らし始めました。
キャスリンさんは時間を問わず、
懸命にブルースの世話をし続けます。
ブルースがお腹を空かせて鳴くたびに、
ごはんをあげなければいけなかったので、
少しの睡眠時間しかとれない日々が続いたそうです。
そんな必死の看病によって、
未熟児だったブルースは保護してから12日目に、
体重が100gを越えるようになりました。
そして、とうとう目が開いたのです。
キャスリンさんはその後、
ブルースに食事の仕方を教えてあげました。
ブルースは成長するにつれ、
自分1人だけで出来ることが増えていきました。
ブルースの成長
ブルースがどんどん大きく成長していくことは、
キャスリンさんにとって喜ばしいことでした。
ブルースの身体が大きくなるにつれて、
喉を鳴らす音も力強くなったとのこと。
ぬいぐるみのお友達もできた今では、
一緒にのんびりとくつろいでおり、
幸せそうな毎日を送っています。
まるでお母さんのような飼い主さんから、
必死の看病を受けてこんなに大きくなったブルース。
これからも、
キャスリンさんの大きな愛情に包まれながら、
元気に成長していって欲しいですね。