高速道路の路肩に子猫
アメリカのニュージャージー州で暮らしている、
ケリー・ローレンス・ピーターズさんという女性は、
「The Kitty Krusade」という保護団体で、
猫の保護活動をしています。
ケリーさんはある日、
子猫が高速道路の路肩にいるのを見つけました。
急いで車を止めたケリーさんは、
怯える子猫に「大丈夫よ」と話しかけながら近付き、
子猫を保護することに成功します。
そして同じ日にケリーさんは保健所から、
ケガをしてる子猫のミアを引き取り、
病気を持ってるデイヴと共に動物病院へ行きました。
その日からデイヴと名付けられた子猫とミアは、
まるで感謝するように喉を鳴らし続けます。
2匹のその後
デイヴは猫風邪による、
目ヤニのせいで両目がくっついてる状態で、
目を開けるのが難しい状況でした。
一方のミアは、
骨盤骨折というケガを負っていましたが、
幸運にも自然治癒ができる状態でした。
急いで病院へ連れて行ったことが功を奏したのか、
2匹の子猫は快方に向かっています。
ケリーさんはこう話しています。
「今では目がすっかり良くなったデイヴは遊び好きの子になったわ。彼女はとてもご機嫌な子よ。次のステップは良い家族を見つけることね」
ミアも強い子猫で毎日しっかり食べ、
怪我はぐんぐんと回復していきました。
2匹の幸せ
しばらくの間デイヴは預かり主の家で、
毎日を幸せに過ごしていたそうです。
そして2017年9月15日、
新しい家族のもとへ引き取られていきました。
普通では考えられないような場所で、
発見されたデイヴ。
誰かがわざと、
危険な場所へ放り投げた可能性が高い、
とThe Kitty Krusadeは考えているそうです。
そしてミアの方も、
今では自力で下半身を動かせるほど回復しています。
これからの2匹の猫生が、
幸せに溢れたものであるように祈っています。