今回ご紹介するのは、
職場の近くに捨てられていた小さな子猫。
ある親切な女性が出勤前、
自分の職場近くでうずくまっている、
子猫を発見しました。
可哀想に想った女性は、
子猫を抱きかかえると、
そのまま職場へ出勤したそうです。
通常の企業であれば、
子猫を連れたままの出勤なんて、
できませんよね。
しかしこの女性の職場は、
それができました。
それはなぜでしょうか?
子猫とオフィス
子猫を抱えたまま出勤できた理由。
それはオフィスですでに別の猫が飼われており、
自由にオフィス内を歩き回っているからでした。
「私達の職場は、駐車場から数百メートルしか離れていない場所にあるんだけど、この子猫はそこに捨てられていたんじゃないかな」
こう語ったのは社員のリカオンさん。
子猫はオフィスに入ると、
臆することなく隅々まで散策。
まるで、
新しい場所を楽しんでいるかのように、
歩き回ったそうです。
そして先住猫ともすぐに打ち解け、
みんなの仕事をお手伝いするように。
ある時は、
コーヒーブレイク中のスタッフを癒しに来たり、
またある時はグラフィックデザイナーの、
デスクに遊びに来てみたり…。
仕事の邪魔になる時もあるようですが、
可愛らしいその様子に、
仕事の疲れが癒されているのだそうです。
子猫もみんなに構ってもらえるのが大好きで、
撫でられると気持ちよさそうな顔をするのだとか。
まさにみんなの癒しマスコットですね。
新しいニャン生
オフィスの人々は、
「この子猫がもし脱走していたら…」
ということを考え、
近所の人などにこの子猫の事を、
知っている人がいないか聞いて回りました。
しかし誰もこの子猫を、
知る人はいなかったようです。
そこでこの子猫のためにと、
新しい家族を探すことに。
するとリカロンさんの同僚の兄弟が、
子猫を引き取りたいと名乗り出たのです。
同じオフィスの兄弟なら、
今後も気兼ねなく、
オフィスに来ることができますね。
そして引き取られたその後も、
気まぐれに朝のオフィスにひょっこりと、
顔を出しに来るのだそうです。
温かい人々のおかげで、
新しい家族に出会えた子猫。
これからもっと幸せに、
すくすくと成長していって欲しいですね。