「ウィレム=アレクサンダー・クラウス・へオルフ・フェルディナント・ファン・オラニエ=ナッサウ」
という方をご存知ですか?
この方は1967年4月27日に誕生された、
オランダの国王です。
実はオランダのウィレム・アレクサンダー国王、
小さい頃から夢見ていた仕事を21年の間、
月2回ほどアルバイトでしていたそうです。
For all the mothers around the world: read here how to feel like a queen mom in a plane https://t.co/o2IsbYmeF6 pic.twitter.com/6U905FhSle
— KLM (@KLM) May 12, 2017
国王には式典や行事や、
多国の方々と国交を結ぶ、
大事なお役目がありますが、
ウィレム・アレクサンダー国王は、
特別なことが無い限り、
出勤していたそうです。
さて国王がしていたアルバイトとは、
一体何でしょう?
オランダ国王のバイト
オランダ国王は何と身分を隠しながら、
KLMオランダ航空で副操縦士として、
活躍していたそうです。
現地紙のインタビューで、
密かにパイロットをしていたことを、
カミングアウトされたそうです。
オランダ国民は、
国王が飛行機愛好家でパイロットの資格を、
取得していることは知っていましたが、
まさか本当に操縦していたのは、
知らなかったそうです。
'This is your Royal Highness speaking' pic.twitter.com/koDBlHWqa8
— KLM (@KLM) May 17, 2017
この出来事にオランダ国民はもとより、
世界中がビックリしました。
日本で考えれば皇太子殿下が、
こっそり新幹線の運転手をしていた、
というような感覚でしょうか?
ボーイングのパイロット
「王族に生まれていなかったら、ボーイング747などの大型旅客機のパイロットになりたかったよ」
と周囲に語っていたオランダ国王。
これまで、
機内アナウンスをしたこともあったそうですが、
名前を名乗る必要もなく、
搭乗への感謝を乗客に伝えるだけだったので、
正体はバレなかったそうです。
国王であるため、
緊急時に不在では困ります。
その理由から日付をまたぐ、
国際線の操縦はできなかったとか。
しかしいつかは、
国際線の操縦をしたい、
と語っているそうです。
アルバイトというには内容が重い仕事ですが、
国王という壁を乗り越えて、
夢をかなえるオランダ国王の姿は、
世界中に感動を与えたのではないでしょうか?