チリのアリカで起こった出来事です。
アリカの繁華街を、
Fernando Zurita巡査はパトロールしていました。
するとひどい交通渋滞に気づき、
Zurita巡査は車から降りました。
現場に行くと、
そこには怪我を負って横たわる、
小さなワンちゃんがいました。
車に轢かれてしまったようです。
巡査が来た時には、
ちょうどワンちゃんを轢いたタクシーが、
現場から逃げようとしているところでした。
![](https://lovelyy.press/wp-content/uploads/2020/04/simin.jpg)
ワンちゃんは行き交う車のそばで、
痛みに耐えていました。
このままだと後続車に轢かれて、
命がないかもしれません。
Zurita巡査は運転手を説得し、
タクシーを路肩に停めさせました。
その後、
ワンちゃんが後続車に轢かれないように、
ワンちゃんの側に立ち、
守ってあげたのでした。
そして巡査はタクシーの運転手に、
このワンちゃんを動物病院に連れて行くよう指示し、
その後をついて行きました。
守るべき市民の命
重傷を負って動けなくなったワンちゃんを、
Zurita巡査は自分の体を張って守りました。
ワンちゃんと言えど、
守るべき立派な市民です。
車に轢かれたワンちゃんを行き交う車から守るため、
傍に立つ姿はまさにスーパーヒーローです。
ワンちゃんは足を2本骨折していましたが、
他に異常はありませんでした。
![](https://lovelyy.press/wp-content/uploads/2020/04/simin2.jpg)
この様子を近くにいた女性が撮影し、
ネット上に投稿しました。
するとしばらくして、
その画像を見た飼い主さんが、
ワンちゃんを引き取りに来たのです。
そしてこの勇気ある巡査の行動が、
ネット上で話題となり、
彼は市長から表彰されることになりました。
飼い主のもとへ
このワンちゃんがどうして、
1匹で車の往来が激しい道路に、
いたのかはわかりません。
しかし大した怪我もなく、
再び飼い主さんの腕に抱かれることになったのは、
あのZuritaz巡査のおかげです。
![](https://lovelyy.press/wp-content/uploads/2020/04/simin3.jpg)
ワンちゃんも守るべき大切な市民だという、
Zurita巡査の考えは素晴らしいですね。
ぜひ見習っていきたいと感じました。
そして何より、
ワンちゃんが無事で本当に良かったですね。