運命の出会い
カナダに住むカーラさんは、動物の保護をしている女性です。ある日、鳥の餌を買いに訪れた店に入ると、1匹の子猫がカーラさんの目に飛び込んできました。
その子猫は狭い鳥のケージに入れられて、悲しい顔をしていました。カーラさんはこの猫を放っておくことなどできず、ケージからそっと出して抱きかかえました。
子猫は野良猫から生まれたらしく、店に住み着いたものの誰にも相手にされず、寂しい毎日を過ごしていました。子猫を抱いた後、再びケージに戻そうとしました。
すぐにでも連れていきたいのですが、家にはすでに6匹の保護猫がいました。可哀想な子猫を思うと胸が張り裂けそうですが、これ以上は増やせないと思ったのです。
カーラさんの想い
しかし、子猫は必死にカーラさんにしがみつき、離れようとしません。店員数人で引き離そうとしましたが、無理でした。
この時カーラさんは、「この子は私が連れて行かなければ可哀想な生涯を送るだろう」と思ったそうです。子猫もカーラさんなら、助けてくれると必死にしがみついたのでしょう。
子猫の安堵の表情が明るい未来を示しているようですね。子猫がこれから幸せになることを、心から祈るばかりです・・・。
