猫ちゃん

沼地に生えた木の上で動けなくなっていた絶体絶命の子猫を救ったのは…?

沼地の猫

ルイジアナ州で、

猫のレスキュー活動をしているランドール・コルブさんは、

地元の男性から猫を助けて欲しい、

との通報を受けました。

通報者の男性はバードウオッチングをしていて、

木の上に身動きが取れなくなっている、

猫を発見したそうです。

男性が助けようにもハリケーンで豪雨となり、

辺りは沼地状態。

自力で助けるのは困難だったそうです。

ランドールさんはこれまでに100匹を超える猫を、

木の上から救出した経験がありますが、

沼地での救出活動は初めてとのこと。

足元の見えない汚水の中を、

ランドールさんは猫を救うため、

命がけで現場に向かいます。

ゆっくりと保護

猫の声を頼りに、

どうにか近寄ることができました。

猫の背中がかなり濡れているように見えます。

木に登っていたところ、

突然の豪雨で帰れなくなったようですね。

ランドールさんは猫に優しく声を掛けながら、

手を近づけ自分の匂いを嗅がせます。

あくまでも猫に安心感を与えて、

ゆっくりと保護するランドールさん。

自分の匂いを嗅がせ、

ご飯を見せることで安心感を与えています。

この状況でご飯を食べる猫はいないと思いますが、

その行為は

「お家に帰ろう。お腹が空いただろう?」

というようなメッセージを、

猫に与えるのではないでしょうか?

そして作業から数分後、

大人しく自らキャリーケースの中に入っていきました。

迷い猫



「猫が無事に安全な場所へたどり着くことができて、本当に良かったです。彼の飼い主はまだ見つかっていませんが、一日も早く見つかることを願っています。」

と、ランドールさんは語ります。

救出された猫は保護施設の検査によると、

身体にマイクロチップが埋め込まれていたそうです。

なので迷い猫の掲示板などで、

飼い主を捜索することになりました。

早く飼い主さんが見つかると良いですね。

ランドールさんの勇気が1匹の猫を救いました。

あの時無理やりケースに入れようとしていたら、

猫は沼に落ちて二度と戻らなかったかもしれません。

彼の勇気と優しさに拍手を送りたいですね。

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