パスタを茹でた後に残る汁、
皆さんはどうしていますか?
ほとんどの人が捨ててしまっていると思います。
しかしパスタの茹で汁には、
実は様々な有効活用ができるのです。
1、パスタ料理の仕上げ
ソースをパスタに絡める時、
茹で汁を加えるとソースが滑らかに、
パスタに馴染んでいくと言われます。
汁に含まれるタンパク質が、
乳化剤の役目を果たすのです。
2、パン・ピザの生地
パスタは塩を入れて茹でます。
その汁が、
一つまみの塩を加えた水を必要とする、
イースト生地に活用できます。
3、豆類を浸ける
乾燥豆を一晩水に浸けて戻す時にも、
茹で汁が活用できます。
4、野菜を蒸す
パスタが茹で上がった後、
鍋の上に蒸し器を設置して、
野菜を蒸すことができます。
これはレストランでも使われている、
裏ワザだそうです。
5、スープのベース
茹で汁をスープに使用することで、
僅かにトロミをつけることができます。
茹で汁で蒸した野菜を鍋に移し、
そこに汁を加えて味付けをすれば、
簡単に野菜スープができます。
6、鍋・食器を洗う
茹で汁に含まれているサポニンが、
界面活性剤の働きをします。
温かい茹で汁を使うことで、
油汚れをキレイに洗い流し、
洗剤や水の節約ができます。
7、髪パック
冷ました茹で汁を、
トリートメントの要領で髪に馴染ませ、
マッサージしてから5分ほどで、
しっかりと洗い流します。
茹で汁に含まれるタンパク質が、
髪の組織と結合してダメージを修復し、
アミノ酸が髪の毛を柔らかくしてくれます。
8、足湯
温かい茹で汁を足湯に使うことで、
汁に含まれているデンプンが皮脂の汚れを除去します。
また、
汁に含まれているアミノ酸が新陳代謝を促し、
角質除去やむくみに有効的です。
何気なく捨てていたパスタの茹で汁は、
たくさんの活用法があったのです。
茹で汁をただ捨てるのは、
水の汚染にも繋がります。
上手く利用していきたいですね。