飛行機の遅延
松山千春さんといえば、北海道を代表するシンガーソングライターです。
2017年8月20日のこと。
北海道の新千歳空港発大阪伊丹空港行の飛行機が、
1時間ほど出発が遅れることになりました。
理由は保安検査場の混雑によるもの。
丁寧な機内放送はされましたが、原因が原因なだけに機内はピリピリします。
長い間待たされ、かなりストレスを感じていた乗客のみなさんでしたが、
突然意外な機内放送が流れて来ました。
その声は、有名な松山千春さんの歌声。
乗客の中には、機長がモノマネしていると思った人もいたようです。
松山千春の粋な行動
北海道を拠点に活動している松山さんは、千歳空港を利用することが多いそうです。
そして、偶然にもこの便に乗り合わせていました。
待たされる乗客のみなさんがイライラする中、
松山さんは機内放送を利用して代表曲である
『大空と大地の中で』を1フレーズ披露したのです。
新千歳空港発の出発時間が1時間ほど遅れているんだけど、何と機内に松山千春さんがいらっしゃり、1フレーズ歌っていただいた!サプライズ*\(^o^)/* pic.twitter.com/o25LXPzbfb
— はくなまたた (@FlturOrQP6PMXj6) August 20, 2017
「みなさんのご旅行が、また、これからの人生が素晴らしいことをお祈りします。もう少し、お待ちください」
歌い終えた松山さんは一言、このように付け加えました。
松山さんの粋な対応でピリピリした空気は一変され、拍手の渦に包まれました。
サプライズ!
「機内で1時間近くまたされていましたが、一気にそんなことを忘れました」
とコメントしている投稿者さん。
このサプライズなエピソードを知った多くの人々からも、
感動したという旨の声があがりました。
ちなみに、場を和ませようとアナウンスマイクを取った松山さんは、
機長の了解を得てから歌ったそうです。
素敵なエピソードに心温まりますね。