証明書
ジョー・ロスコさんには、17年間付き合っている女性がいます。
そんな彼女には、ローランさんという娘がいました。
ジョーさんはローランさんを自分の娘の様に可愛がり、恋人と一緒に育てていました。
ローランさんの高校卒業のお祝いパーティーを行なっている時、
ローランさんはジョーさんにサプライズで箱をプレゼントします。
箱を開けると、中にはローランさんからの感謝の手紙と、もう1枚紙が入っていました。
その紙はなんと、ローランさんを法的に養子にすると認めた証明書だったのです。
ジョーさんは、自分の子どもとして恋人の子どもを17年間育てていましたが、
心にはいつも葛藤がありました。
養子縁組の許可書を手にした瞬間、ジョーさんは今までの葛藤や不安、
その他の思いが一気にあふれ出し、涙が止まらなくなったのです。
強い絆
ローランさんは高校を卒業したばかり。
つまり、ジョーさんはローランさんが赤ちゃんの頃から父親同然に子育てしていました。
ローランさんもそんなジョーさんに心から感謝していて、
本当の父親のように慕っていたからこそ、このサプライズを行うことにしたのです。
泣き崩れるジョーさんの姿が、とても感動的でした。
泣き崩れるほど嬉しかったジョーさんの姿を見ると、2人の絆の強さがよくわかります。
家族として長年一緒に暮らしていたとしても、
法的に“親子”として認められることはこの家族にとってとても大切な意味がありました。
きっとこの家族はこれからも、家族の絆を大切にして幸せに暮らしていくでしょう。