650匹の命
ルーマニアの動物保護施設に、
虐待を受けて餓死寸前だった650匹のワンちゃん達が来ました。
しかし650という数に対し、治療ができる職員はわずかに1人だけ。
更に急な事態から、食料や寝床が間に合わない状況だったそうです。
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そんな中、彼らは動物愛護団体の助けを借りて募金を募ります。
650匹の治療と必要な物資調達のためには、
最低3万ポンド(約470万円)の資金が必要でした。
しかし募金がなかなか集まらず、時間だけが過ぎていきます。
有名人のツイート
そんな中、彼らのもとに救世主が現れました。
その救世主の名前はリッキー・ジャーヴェイスさん。
イギリスでコメディアンや俳優をしている男性です。
死にかけているワンちゃん達の存在を知った彼は、
すぐにツイッター上でこのことを拡散しました。
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「今すぐ食料や治療を必要としている犬達がいる。どうか皆の力を貸してほしい。」
ツイートはすぐにたくさんの人々の目に留まり、
保護施設への募金が集まるようになりました。
最終的に募金は目標額の3万ポンドに届き、
全てのワンちゃんを救うために必要な物資が手に入りました。
尊い命
餓死寸前だったワンちゃん達ですが、
集まった募金のおかげで好きなだけ餌を食べることができます。
その後、保護施設の職員も増員されたそうです。
動物愛護団体の方々もイギリスからルーマニアへと駆けつけ、
ワンちゃん達を救うためのサポートをしてくれたそうです。
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このような経緯により、650匹のワンちゃんの尊い命は無事に救われました。
リッキー・ジャーヴェイスさんはコメディアンや俳優業を続けつつ、
これからも動物の保護に関わっていくそうです。
有名人のツイートをきっかけにして、
団結した人々がワンちゃん達の命を救うという心温まるお話でした。