丸太の下の子猫
オピーというワンちゃんの飼い主さんであるリアさんは、
アパートの裏にある敷地で生まれたばかりの子猫を発見します。
その時、子猫は丸太の下で身動きが取れない状態でした。
そして小さな体には、大量のウジ虫が付着していたのです。
発見した時、リアさんはオピーと散歩していました。
すると、オピーが突然何かに気付いて丸太に駆け寄り、側を離れようとしないのです。
異変を感じてリアさんが丸太の下を覗いてみると、
そこには産まれて間もない子猫がいたとのこと。
リアさんは自宅に連れて帰り、子猫の身体を綺麗にしてあげました。
そして、近くの動物病院へと急いで向かいます。
元気なラスコー
瀕死の状態でありながらも懸命に生きようとする子猫を、
リアさんは寝る間も惜しんでお世話をしました。
そして元気になった子猫にラスコーと名前をつけ、家族の一員として迎えたのです。
ラスコーを発見したオピーも、まるで我が子のように可愛がります。
保護から1週間後には見違えるほど元気になり、
日がたつほどに可愛らしい猫に成長しました。
家には2匹のワンちゃんが一緒に暮らしていますが、彼らもラスコーを気に入り、
家族の一員として受け入れてくれたそうです。
オピーが見つけてくれなかったら、ラスコーはもう生きていなかったかもしれません。
オピーというワンちゃんが、1つの小さな命を救ったのです。
ラスコーが優しい飼い主さんと、側にいてくれる仲間と共に、
いつまでも幸せに暮らせるように願っています。