白いリス
今回ご紹介するのは、ある白い生物です。
イギリスで写真家として活動しているアンドリュー・フルトンさんは、
「マーベリー・カントリー・パーク」という公園で、
なんと世にも珍しい白いリスを発見したのです。
彼はその時の心境を、次のように語っています。
「そのリスはアルビノではないのに純白の毛をしていて、何か特別な存在だと思いました。だからその白いリスを見つけた私は、とても幸運だったのかもしれません。」
アルビノとは遺伝子による疾患で、
生まれた時から白い皮膚、白い体毛を持っている存在を指します。
幸運
この白いリスは100万分の1の確率で生まれる、
「白変種」と言われるとても珍しい個体です。
色素が減少することで、このような真っ白い姿となったのです。
白変種の場合、アルビノと違って目への影響はありません。
イギリスには、およそ500万匹のリスが生息していると言われています。
そのため単純計算するなら、
白いリスはイギリス国内に5匹しか生息していないということになります。
そんな珍しいリスを見た人は、確かに幸運が訪れるかもしれませんね。