わんちゃん

生きることに絶望していた少女を立ち直らせた動物たちの力!

生きることに絶望した少女

これはスロベニアに住む19歳の少女のお話です。

「私は普通の子じゃなかったの」

少女は自身のことをこのように話します。

孤独で自尊心が高く、いつも自分で築いた暗い悲しみの世界に縛られていたそうです。

そして、「小さな頃から可愛くなかったの」とも言いました。

また、少女が悩み苦しんでいた原因の1つに、父親のことがありました。

彼女の父親は酷いアルコール依存症で、そのために家庭はいつもギスギスしていました。

彼女は学校にも馴染めず、いつも孤独でした。

家族や親戚の大切な人が、相次いで2人も亡くなるという不幸もありました。

「良いことなんて何もなかった。」と、少女はぽつりとつぶやきました。

さらに当時付き合っていたボーイフレンドは彼女を慰めるどころか、

彼女を傷つけることばかりしてきたのです。

身も心もズタズタに傷ついてしまった彼女は、拒食症にまでなりました。

そんな彼女を救ったのは、1匹のワンちゃんでした。

彼女の心の闇は、1匹の動物によって劇的に変化したのです。

ワンちゃんとの出会い

ワンちゃんと出会ったその日から、

少女は毎日が明るくなったように感じることができました。

無邪気なワンちゃんは愛をもって接すると、愛をもって返してくれます。

それは人間とは違う無償の愛なのです。

ワンちゃんによって癒され、それまでの悩みや苦しみが次第に解消されていきました。

動物たちとなら心を開くことができると思った少女は、ワンちゃんだけではなく、

たくさんの動物たちに囲まれて生活をする決心をしました。



少女のその後

「どんな動物も私を癒してくれる。彼らなしでは生きられないわ」

少女は今、さまざまな動物たちの世話をして暮らしています。

そして動物好きが高じて、厳格な菜食主義者にもなったそうです。

悩んでいた頃とは見違えるほど、今の彼女は健康になりました。

そしてとても幸せになったのです。

「可愛い動物たちが、真っ暗だった私の人生を救ってくれた。今度は私が恩返しをしなくちゃね」

そう語ってくれた少女の顔は、笑顔で溢れていました。

まだ若い彼女です。

大好きな動物たちと一緒に、これからの人生を前向きに乗り切ってほしいものですね。

例えこの先どんな困難が待っていようとも、幸せに生きていってほしいと願います。

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