大規模な火災後
2017年7月8日、
アメリカのカリフォルニア州ラ・ローマ・ヒルズで大規模な火災が発生しました。
その消火活動には、数多くの消防車やヘリコプターが出動し、
総勢100人という大人数の消防士が消火活動にあたりました。
その後、消防士たちは無事に任務を終え、
25人が夕食をとるために近くのファミリーレストランに行くことになりました。
ワイワイ楽しく食事をとっていた彼らを、ある女性が見ていました。
そしてその女性は店員に、そっとあることを言ったのです。
消防士の食事代
「私に、あの方たちの食事代を支払わせてください。」
女性は店員にこう言いました。
25人分の食事代しめて405ドル、日本円にして約4万円を支払いたいということでした。
しかも100ドル(8人分約1万円)で、25人分のデザートまでつけたのです。
その女性はお金を支払うと、名前を告げることなくその場を去っていきました。
食事を終えた消防士たちは、それを聞いてとても驚きました。
感謝の気持ち
この出来事を消防署の『コルトンファイア』はFacebookに投稿し、こう書き込みました。
「皆さんの協力に、心から感謝します。私たちは、地域の皆さんのために働けることを光栄に思います」
日頃から消防士たちは、命をかけて消火活動に当たっています。
大規模な火災となれば、命の危険と常に隣り合わせだったことでしょう
そんな危険も顧みず、勇敢に炎と戦った消防士たち。
そんな彼らに、女性は感謝の念を抱かずにはいられなかったのだと思います。
町のために戦ってくれる消防士たちに、そんな気持ちを伝えたかったのでしょう。
女性の消防士たちに対する感謝と思いやりの心が伝わる、素敵なエピソードですね。