オーストラリアで暮らすアフガン・ハウンドの飼い主であるルーク・カヴァナーさんは、
愛犬の美しさを多くの人に知ってもらうため、SNSに写真を投稿しました。
名前はティーと言い、その美しさを自慢せずにはいられませんでした。
黒くて美しいこの長い毛並みが、多くの人を魅了すると自信があったからです。
ペットを飼っている人であれば、自分のペットの可愛さを自慢したいと思う、
ルークさんの気持ちが理解できるのではないでしょうか?
ティーの美しさを自慢したSNSの投稿は、世界中の人の目に留まりました。
そんなある日、ティーの人生が大きく変わる出来事が起きました。
予想以上の反響
美しいティーの写真は、瞬く間に世界中に広がりました。
100万人以上の人がティーの写真をシェアし、想像をはるかに超える反響に、
飼い主のルークさんも驚きを隠せませんでした。
また、ティーの美しさに魅了されたのは、一般の方だけではありませんでした。
様々な業界の人の目に留まり、モデル犬としてその後華々しいデビューを果たしたのです。
ティーは高級ペットフードでおなじみの、ロイヤルカナンのマスコットに採用されたり、
ワンちゃん用の香水メーカーからのイベント出演のオファーが来たりと、
「正直ぶったまげた」とルークさんが述べるほど活躍しました。
引退という選択
ただ自分のペットを自慢しようと軽い気持ちで載せた、
1枚の写真がこんなにも反響を呼び、ティーや自身の人生を大きく変えることになるとは、
ルークさんも夢にも思っていなかったでしょう。
ショードッグとして多くの仕事をこなしてきたティーですが、
その美しさを保つためには膨大な時間と費用が掛かります。
そして、ルークさんは二児の父親でもあり、一家を支えて行かなければなりません。
そのため、ティーにばかり時間を費やすことができないと判断し、
ティーをショービジネスから引退させることにしました。
その後のティー
ショービジネスから引退したティーですが、その美しさは今も健在です。
週末に人ごみを散歩していると、ティーの美しさに多くの人が目を奪われているそうです。
その時、ティーはその視線に気が付いていないふりをするそうですが、
実は見られることが大好きなティーはまんざらでもないそうです。
そんなティーの姿を、「まるでスーパーモデルのようだ」とルークさんは言います。
ティーとルークさんは強い絆で結ばれており、
ふたりはこれからも素晴らしい人生をことでしょう。