ミサに飛び入り参加したワンちゃん
今回ご紹介するのは、1匹のワンちゃんがもたらした奇跡についてです。
南米のボリビアにある教会で、ミサが行われていました。
そこへ急に飛び入り参加をしてきた者がいました。
それは1匹のワンちゃんです。
一体どこからどのようにして入ってきたのでしょうか?
厳粛な雰囲気の場で明らかに浮いているぐで〜っとした姿に、
参列者も思わず笑ってしまいます。
おそらく石で出来た床が、ワンちゃんにとって冷たくて気持ち良いのでしょう。
のんびり寝そべってくつろいでいます。
しかしミサの最中ならば、いくらワンちゃんでも追い出されてしまうかもしれません。
神父公認
参列者がワンちゃんを見て笑顔になっているからか、
神父さんは追い出さない事に決めたようです。
こうして神父さん公認で自由に過ごしても良い事となったのですが、
当事者であるワンちゃんはゴロンとして相変わらず気持ち良さそうにしています。
今回行われていたミサ、実は小児がんを患っている子どもたちと、
その家族のために開かれていたものだったのです。
いきなり登場したワンちゃんの存在により、一時中断する事になったミサでしたが、
子どもたちはワンちゃんの姿を見て笑顔になりました。
神様のイタズラ?
小児がんに限らず、病気で苦しんで辛い気持ちを抱えている子どもたちや、
その姿を見守る事しかできない家族たちにとって、
今回出会ったワンちゃんの存在は大きな癒しとなったことでしょう。
まるで神様のイタズラかと思わせるような出会いでした。
突然の登場で、ミサに参列している人々に笑顔をもたらしたワンちゃん。
「苦しい時ほど、笑顔を忘れずに」と神様が伝えようとしてくれた結果のように思えます。
この出来事をきっかけとして、
子どもたちと家族は病気に立ち向かう勇気を与えられたのではないでしょうか?