モネの池
フランス印象派を代表する画家「クロード・モネ」をご存知でしょうか?
モネの美しい光を描いた作品は、必ず美術の教科書に掲載されているほど有名です。
その中の連作「睡蓮」を思わせる風景が、岐阜県関市板取白谷にあるそうです。
そのモネの絵画を思わせる池は、観光名所ではありませんでした。
岐阜県 モネの池。人ごみ避けるために朝3時に起きて写真撮りに行って来た٩( 'ω' )و 不思議なくらい透き通った水の色が吸い込まれそうですごくきれい。 pic.twitter.com/Uqio8FAs3i
— なえ (@EFS17_55) June 1, 2017
地元住民がただの「池」と呼んでいるその場所は、根道神社参道脇にある貯水池で、
地元住民が飼えなくなった鯉を放し、
地元で花苗の生産販売を営む「フラワーパーク板取」の小林佐富朗さんが除草を行い、
スイレンやコウボネを植えたことで偶然できた美しい池なのです。
空飛ぶ鯉!?
スイレンの葉が少ない日の当たる場所で見ると、
鯉がまるで空を飛んでいるように見えます。
水の存在を感じさせないほど透明感が高いのですね。
水の透明度がこれほど高いのは、池の水が養分を含まない湧き水でできており、
微生物が育たないからだそうです。
「モネの池」は今や観光地としても大人気であり、
多くの人が遠方から訪れているそうです。
この美しい景色は季節によって姿を変え、何度も足を運ぶ方もいるのだとか。
この幻想的な美しさをいつまでも保って欲しいですね。