警察官と少女の相席
マサチューセッツ州のヒンガム警察署に勤務する、
巡査部長のスティーブン・ディアースさんが、
食事を取ろうとレストランに立ち寄った時のこと。
オーダーをしようと列に並んでいると、
こちらに向かって笑顔で手を振っている女の子がいました。
家族と食事をしていた女の子は、「お話をしてきたら」と父親に促され、
ディアースさんのところへゆっくりと歩いてきました。
その女の子の名前はリリアンちゃんと言いました。
リリアンちゃんはディアースさんとお話をして、
警官バッジのステッカーをもらって笑顔で家族のもとへ帰って行きました。
警官からのお礼
その後ディアースさんが1人で食事をしていると、またリリアンちゃんがやってきました。
リリアンちゃんはディアースさんの向かい側に座ると、
「私も大きくなったら警察官になりたいの」と将来の夢を語りました。
どうやらリリアンちゃんは、
ディアースさんが1人で食事をしているのをさみしいのだと感じ取ったようです。
そこで、話し相手になってあげようと席に着いたのでした。
ディアースさんはリリアンちゃんの優しさに感動し、
食事が終わると外に停めてあったパトカーをリリアンちゃんに見せました。
そして後日、リリアンちゃん一家を警察署に招待しました。
ネットの反応
このエピソードはネット上で大きな反響を呼び、様々なコメントが寄せられました。
・なんて素敵なお話!
・こんな優しい子を育てたご両親も素敵な人に違いない
・いつだってこんな風に、子どもたちが良い変化を起こしていくんだ
ディアースさんはリリアンちゃんと過ごした時間について、
「あれは今までで最も素晴らしいディナー体験だった」
と笑顔で振り返っています。
リリアンちゃんはきっと優しい大人になることでしょう。