区長へのサプライズ
東京メトロ日比谷線で駅長として働いていた石山浩治区長が、
2017年3月をもって定年退職を迎えることに。
そこで社員のみなさんが石山区長に、感謝を込めてあるサプライズを計画しました。
終電後の駅で石山区長が最終チェックをしていると、
突然駅の中にあるたくさんのモニターに灯りがともります。
そこに映し出されたのは、石山区長と共に働いてきた仲間たちの姿。
おどけた表情の人、笑顔で敬礼している人、
それぞれが感謝のメッセージを掲げてパネルに映し出されます。
初めは驚いて笑っていた石山区長の目には、涙があふれてきました。
人に思われる幸せ
メッセージが終わると、続々と社員の方々が笑顔で集まってきました。
そして、感謝の花束が石山区長に手渡されます。
「本当の幸せは“物や金ではなく、人に思われるのが幸せ。人は宝ですね。”退職後も出会う人を大切にしていきます」
人柄がにじみ出ている感謝の言葉です。
石山区長にとって、一生忘れられないサプライズになったことでしょう。