様子がおかしいクマ
ペンシルベニア州に住んでいる、
ディーン・ホーンバーガーさんとサマンサ・エイゲンブロードさんは、
自宅近くを散歩していました。
アメリカクロクマは日本のツキノワグマのように、
ひとたび襲われたら人間はひとたまりもないような動物です。
2人はすぐに逃げようとしましたが、そのクマは何か様子が変でした。
クマへ近寄って見ると、バケツの中に頭がはまり込んでいます。
ディーンさんは、1人でバケツを取り除こうとしましたがうまく行きません。
救助劇
サマンサさんが応援を頼みます。
数人の男性が現れ、クマの救出へと加わりました。
林の中へと逃げ込むクマを全員で囲みながら、
どうにかタックルをして捕まえる事ができました。
ディーンさんや救出部隊の協力もあり、クマは容器から開放されました。
サマンサさんが、喜びの歓声を上げます。
ディーンさんとサマンサさんの、
「見捨てられない」という気持ちによって1頭のクマを救う事ができました。
その後に判明したらしいのですが、このクマは8週間近くもこの状態だったそうです。
助かって本当によかったですね。