手つかずの料理
アメリカで暮らすブリタニーさんが、
ある日レストランで食事をしようとしていると、
2人の保安官が制服姿でレストランに入ってきました。
彼らは食事のためにレストランに入ってきたのですが、
緊張した面持ちで手には携帯電話が握られていたそうです。
保安官たちはビュッフェコーナーで料理をお皿に盛り付け、
テーブルに戻って食べようと席に着いた時、
彼らの手に握られていた携帯電話が鳴りました。
その緊急連絡は、近所で銃の発砲事件があったことを知らせる連絡でした。
保安官たちは食事をそのままにして、急いで現場へと向かって行ったのです。
その後、彼らが食べずに残された料理を、ブリタニーさんは写真に収めました。
真のヒーロー
ブリタニーさんは撮った写真を、次のコメントと共にFacebookに投稿しました。
はたして何人の人が、目の前で食事を置いて見知らぬ人を助けるために、危険を承知で現場へ駆けつけたいと思うのでしょうか。
私はそんなに多くはないと思います。
この出来事のお陰で、私は保安官たちに感謝をしたくなりました。
食事もとらずに駆けつけてくれてありがとう。
眠れない夜を過ごしてくれてありがとう。
ご家族との時間さえ犠牲にしてくれてありがとう。
何よりも私たちを守ってくれてありがとう。
保安官、あなたたちは真のヒーローです
このブリタニーさんの投稿には、共感の声が多く寄せられました。
私たちの身の回りには、危険がたくさんあります。
そんな危険から私たちを守ってくれる警察官や消防士、
あるいは救急車で駆けつけてくれる救急隊員など、
私たちを助けてくれる職業の人たちがいます。
そんな職業の人たちは自分の時間を犠牲にし、
時には自分の身を危険にさらしてまで私たちを守ってくれるのです。
休憩時間であっても任務中は気の休まるときはありません。
彼らの精神力は私たちが想像する以上のものなのでしょう。
そんな職業の人たちに、改めて感謝の気持ちを伝えたくなるような写真でした。