動物病院のビリー
あるアメリカの駐車場で、ガリガリにやせ細った状態の猫が発見され、
近くの動物病院へ保護されました。
推定年齢は13歳。
老猫のため、病気をたくさん抱えており、栄養失調にも陥っていました。
病院で「ビリー」という名前を付け、
みんなで愛情を注ぎながら治療を続けたところ、
数週間後には元気な体になりました。
その頃には動物病院のスタッフにとって、
ビリーは大切な存在になっており、動物病院で飼うことになりました。
愛猫のテュッフォ?
それから3年ほど経過した時のことです。
ある親子が動物病院へやって来て、ビリーを見て
「この子は、数年前に行方不明になったテュッフォにそっくりだ!」
と言ったのです。そして親子がビリーに近づくと、
ビリーはそれよりも早く親子に近づいていきました。
その機敏さは、動物病院ではどのスタッフも見たことがないほどで、
病院スタッフのスタッフは大変驚きました。
そして親子は、とても仲良しだった弟の
「コットン」を引き合わせてみることにしました。
まさかの再会
いったん自宅に帰り、その日の夜にコットンを連れて再び動物病院へ。
すると、ビリーもコットンも目を輝かせながら近寄り、
2匹は強く抱きしめあいました。
テュッフォは、3年以上経過しても家の事を覚えていたようです。
こうして、ビリーことテュッフォは本来暮らしていた家に帰ることになりました。
その後も楽しそうに家中を駆けまわり、コットンとじゃれ合ったそうです。
こんな奇跡のような再会もあるのですね。
出典:LoveMeow