アサヒの新郎とキリンの新婦
「アサヒビール」の営業マン出会った新郎と、
「キリンビバレッジ」の部長令嬢という新婦の結婚披露宴が行われました。
アサヒとキリンといえば、いわば同じ業界の競争相手のようなもの。
披露宴の席はお酒がつきもので、宴席には必ずと言って良いほど、
中央に「ビール」が置いてありますが、こうした披露宴の場合は、
どちらのメーカーのビールが置かれるのでしょう?
新郎の機転
どうやら、お互いの顔を立てたということになるようです。
アサヒとキリンというライバル会社同士で、
一瞬ビール界のロミオとジュリエットを想像してしまいました。
ヨメが今日知人の結婚式に行ったのだけれど、新郎がアサヒビールの営業マンで、新婦がキリンビバレッジの部長令嬢という凄い組み合わせだった。そして「ビールどっち出したの?」と聴いたら「アサヒの席にはキリンを、キリンの席にはアサヒを出した」とヨメは答え、新郎やるなぁと感心した
— ワカゾー (@WakazoMarine) January 24, 2017
おそらくキリン関係者もアサヒ関係者もメーカー席に合わせた同メーカーのビールを出してくると考えていたはずで、まさか真逆のことをしてくるとは思ってなかったはず。しかしキリン部長の新婦父は新たに義理の息子となる男の顔に泥を塗るわけにも行かずアサヒを飲まざる得ない。
— ワカゾー (@WakazoMarine) January 24, 2017
そしてキリン部長がアサヒに口を付けたという事実は、アサヒ側もキリンを飲まないと懐の小ささが露呈してしまうのでアサヒ側はキリンを飲まないといけなくなるわけだ。結果として問題の無いビール選択となる。凄いぞ新郎。
— ワカゾー (@WakazoMarine) January 24, 2017
アサヒ側もキリン側も新郎に一本取られたと感じたはずで、ボクならその場で大笑いしてしまうかも知れない。アサヒは良い営業マン抱えてるな
— ワカゾー (@WakazoMarine) January 24, 2017
しかし、お互いがお互いを受け入れるという形になり、面白い遊び心ですね。
これから先、新郎新婦には山もあり谷もあるでしょうが、
その機転を生かしていつまでも幸せにお過ごしください。