廃材に子猫
ある日クリスさんは、仕事場の廃材置き場で子猫の鳴き声を耳にしました。
見渡したところ、廃材にしがみついてぐったりとした、
目が開いたばかりの子猫を発見しました。
他にも子猫がいる可能性もあると考えたクリスさんが、
あたりを見回してみところ、廃材の中にもう1匹発見しました。
驚いたクリスさんでしたが、
子猫を温めるために胸ポケットに入れ、
他にもまだいるのではないかとさらに探しました。
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どうやら野良猫が廃材置き場で出産したものの、育児放棄したようで、
クリスさんはさらに数匹の子猫を見つけました。
残念なことに発見した子猫のうち、1匹はすでに息絶えていました。
他の子猫たちも衰弱しており、危険な状態でした。
そこでクリスさんは動物保護団体
「Watching Over Whiskers」に連絡をとり、
子猫たちの保護をお願いしました。
試練を乗り越えて…
そんな中悲しいことに、
衰弱していた子猫たちのうち、
さらにまた1匹が死んでしまいました。
兄弟猫の中でとりわけ小さかった白い子猫は、
保護団体の施設にいた保護ママ猫の手厚いケアを受けて、
順調に成長することができました。
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生まれ落ちてから試練の連続だった子猫たちでしたが、
クリスさんの労を惜しまない7時間にも及ぶ救出と、
動物保護団体のスタッフの手厚いケアのおかげで命を取り留め、
順調に成長できました。
今後は素敵な里親さんに出会って、
命を落とした兄弟猫たちの分まで楽しい生活が送れるようにと願います。
出典:LoveMeow