猫ちゃん

生死を彷徨っていた子猫、周りの優しさと自らの生命力で奇跡の扉を開く・・・

生後間もない子猫

ある男性がガソリンスタンドへ給油しに行った時、

1つの段ボール箱を見つけました。

中を見てみると、そこには小さな4匹の子猫が入ってたのです。

子猫たちは目が開いていないばかりか、

へその緒すらついたままの状態でした。

男性はすぐさま子猫を保護し、地元の保護施設である

『アニマルズ・イン・ディストレス』へと連れて行きます。

調べた結果、子猫たちは生後1日程しか経過していないとのこと。

しかもみんな感染症にかかっていて、命の危険にさらされていたのです。

施設のスタッフたちは夜も眠らず、

病気に苦しむ子猫たちを必死に看病しました。

本来、子猫は母猫の母乳を飲むことで免疫力を高めていくのですが、

おそらくこの猫たちは生まれてすぐに母猫と引き離されてしまい、

病気と闘う力が乏しかったのでしょう。

そして4匹のうち、3匹が看病の甲斐虚しく、

その命を落としてしまいました。

残された1匹も、予断を許さない状況です。

しかしスタッフの懸命な看病のおかげで、

ついに子猫は病気に打ち勝つことができました。



チャンプの生命力

それからはスタッフが自宅へ子猫を連れて帰り、

昼夜問わず定期的にミルクを与え続け、

子猫はみるみるうちに元気を取り戻していきました。

しばらして目が開くと、子猫の方からスタッフに近づいていき、

幸せそうに喉を鳴らしました。

そして、抱っこしてあげると嬉しそうに、

スタッフの手を毛繕いしてあげているかのように、

ペロペロ舐めてくれたのです。

スタッフはこの子猫に、『チャンプ』という名前をつけました。

実はチャンプ、まだ完全に危機を脱したわけではありません。

母猫からの最初の免疫力がもらえなかった以上、

自分自身の力と定期的なワクチンで、

迫りくる病気から身を守らなければなりません。

ですが、スタッフたちはチャンプを信じていると話しています。

たくさんの人たちに尽くされ、現在も元気に過ごすチャンプ。

これからも力強く、天国にいる兄弟の分まで生きて欲しいですね!

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