ザトウクジラの群れ
オーストラリアに住んでいるウィル・ロズナーさんは、
数ヶ月間世界を回る旅をしていました。
その途中、南太平洋のトンガという国を訪れて、
シュノーケリングを楽しんでいたとき、
人生経験がひっくり返るような体験をしたのです。
なんと、ザトウクジラの群れに遭遇したのです。
普通の人なら慌てて逃げるところですが、
ウィルさんはカメラを用意して、
海面に浮かび上がるザトウクジラとセルフィーに成功しました。
ザトウクジラは体長15m、体重は30tもある動物です。
そんな巨大な身体ですが性格は人懐っこくて好奇心旺盛、
そしておとなしいそうです。
素敵な体験
ウィルさんは子どもや母親もいるザトウクジラの群れと、
数時間ほど一緒に過ごしました。
クジラのヒレだけで、
自分の身長の倍もあることにウィルさんは驚いたそうです。
「クジラがこんなに好奇心旺盛だなんて、知らなかったよ」
「クジラは僕らと一緒に泳いだり、遊んだり、潜ったりしたんだ。それに、歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、海面を叩いて水しぶきを上げたり!そんなことをしながら、僕らは30分ぐらい一緒に遊んだんだ。クジラは僕の目をじっと見つめて、尾ビレで僕を水の上に持ち上げてくれたよ!」
ウィルさんはこのように語りました。
ウィルさんは本当に素敵な体験をしました。
一生の思い出になるでしょう。