野良の老猫ジョー
3年前、男性(@Mykmyk)は老猫の「ジョー」に出会いました。
ジョーは長年、野良猫として生きてきました。
しかし男性と知り合ってからは昼間は庭でくつろぎ、
夜になるとベランダで眠ります。
男性が近づくと、寄り添うように座ります。
ジョーは男性と一緒に散歩がしたくて、
いつも男性が家から出てくるのをじっと待ちました。
また、男性が子供をスクールバスの停留所まで見送りに行く時も、
その後をついてきたそうです。
日に日に男性はジョーを愛おしく思うようになりました。
寒い時期にはジョーが風邪をひかないように寝床を用意し、
フカフカの暖かいタオルをひいてあげました。
寒さが厳しくなるとジョーを家の中にいれてやりました。
ジョーは安全な家の中が大層気に入り、
家の中で過ごす時間が長くなっていきました。
家の中にいれてもらい、すっかりくつろいでいたジョーでしたが、
ある日突然いなくなってしまいました。
ジョーの失踪
数週間たっても戻りません。
男性は諦めることができず、探し回っていましたが、
徐々に最悪の事態も頭をよぎり始めていました。
もう二度と会えないかもしれないと考えていたある日、
突然ジョーが男性の前に現れたのです。
しかし、久しぶりに帰ってきたジョーは体中泥で汚れ、
他の野良猫と喧嘩したのか怪我をしていました。
男性はすぐに獣医師の診察を受けさせました。
その結果、猫白血病のキャリアであると診断されましたが、
その後正式に男性の家族として、幸せに暮らしています。
長い間、野良猫として生きてきたタフなジョーですが、
もう放浪生活はおしまいです。
これからは家猫として、のんびりとした余生を過ごせるのです。
長い間、厳しい外で暮らしてきたジョーは、
ようやく安住の地を見つけました。
これからもたくさん男性に甘えて、
第二のニャン生を楽しんでほしいですね!