失明した親友
アメリカのワシントン州で、
いつも一緒にいる仲睦ましいワンちゃんが2匹。
小さく白と茶色の毛が「ゼン」。
白くて少し大きい方が「ホシ」。
ホシは緑内障を患ってしまい、失明してしまいました。
ホシにはもう、ゼンの姿も慣れ親しんだ景色も見えず、
広がるのはただ黒い世界です。
しかし、ホシの生活は暗いものではありませんでした。
そこには支えてくれるゼンがいたからです!
深い絆
ホシがまだ目が見えている頃に、ゼンはやってきました。
飼い主さんのもと、2匹は新たな家族として、
唯一無二の親友になっていったのです。
2匹は「神様の引き合わせだったのではないか?」と思う程仲が良く、
寄り添って何をするにも一緒でした。
そんなある日、ホシを襲った病魔はホシの光を奪ってしまったのです。
ホシが失明したにも関わらず、ふたりの関係が変わるどころか、
自然とゼンがホシの行動をサポートをしているのです。
ホシの病気がなくても2匹は仲良しだったに違いないのですが、
失明した後も変わらず仲良くすることは、
人間でも簡単にできることではありません。
2匹がこれからも穏やかに楽しい毎日を過ごせますように。
出典:dailymail