27: 1:2008/01/12(土) 15:17:03.70 ID:XNskqwrT0
倒れこむように床に座り込む男。
パーカー入りのゲロ袋を持ったまま途方に暮れる俺。
とりあえず次にとまる駅で降りて、タクシーで帰るしかない。
残念ながら次の駅であく扉は向こう側だ。
男の屍を越えてゆかねばならない。
30: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/01/12(土) 15:19:18.90 ID:UV/Phbay0
いや、これはさすがに可哀想だ
25: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/01/12(土) 15:16:45.66 ID:PnPZ5VBlO
で、弁償してもらったの?
32: 1:2008/01/12(土) 15:21:07.10 ID:XNskqwrT0
そのときは弁償うんぬんよりも、非日常的な出来事に遭遇したことと、
ゲロを所持していることによる乗客の視線から早く逃れたかった。
男の横を通り過ぎようとしたときに、急に足をつかまれた。
「何駅でずが…いば…」
男だった。
ゲロのついた手で俺の足をつかみやがったなああああ
35: 1:2008/01/12(土) 15:25:04.61 ID:XNskqwrT0
「SD駅ですけど!!」
あそこで何もしゃべらなければよかったんだ。
「…俺も…降りばず……」
座ったままでふらふらしながら手を伸ばしてくる男。
まさか起こしてくれというんじゃないだろうな。
36: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/01/12(土) 15:27:07.23 ID:PnPZ5VBlO
そのゲロ男うざすぎだな。
37: 1:2008/01/12(土) 15:28:31.51 ID:XNskqwrT0
『●●行き、最終電車発車します。お乗り遅れの(ry』
発車コールがなった。
やばい。さすがに見捨てたらかわいそうか。
俺はとっさに手を引っ張って引き上げた。
が、失敗した。タッパの違いがありすぎる。
俺は男の下敷きになったアッー!!
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