889: 882 その2 2016/12/20(火) 16:35:39.01
そんな状況で数ヶ月経った日
また先輩に「使えねぇ」と言われた、だけでなく、この日はもう一言付いてきた
「正社員登用の制度って、あれ、本当に有能な人のためのものですからね?」
見透かされてる、惨めだった
そのとき、後ろから嫁が
「ホントですね。正社員登用の制度、ちょっと考え直したほうがいいかも」
スゲー怖い形相してた
俺「……申し訳……」
嫁「俺さん悪いけど今日、就業後あいてます?」
俺「え、はい」
嫁「少し時間いいですか、悪いけど残業代は出せないけど」
俺「……はい」
完全に自信をなくしてた俺は「更新不可」みたいな話をされるんだと思った。
恥ずかしながら目が潤んでしまった。
横目で先輩がニヤけてるのが見えた。
で就業後。なぜか隣の部屋の別グループのシマへ。
そこのリーダーは嫁と知り合いみたいだった。
嫁「悪いけどPC貸して」
隣組「おう、いいけど何だ?」
嫁「ダメ出し」
隣組「ほう……」
隣組リーダーは俺を見て、ちょっと気の毒そうな顔をした(ように見えた)。
嫁「今日、先輩さんに最初に見せた資料と、言われて作り直した資料見せてください」
俺「はい、最初はこれ(A)で、直したのがこれ(B)ですが、Bもダメ出しされました」
嫁、両方の資料を見比べる。
嫁「じゃあ、この件の前に手がけたもの、最初のものから完成版まである?」
俺「たぶんPCに……」
嫁「悪いけど持ってきてください」
PCを探り、前回の案件の初期版、完成版、その途中のものを渡す
嫁、それをじっくり眺める。
再び本日の案件を見直す。
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