『うさぎとかめ』という有名な童謡がありますが、その歌詞には「~せかいのうちに おまえほど あゆみの のろいものはない~」と歌われるほど、カメは遅いイメージがあります。大きな甲羅から短い4本の足で、速く走る方が不思議ではないでしょうか。
カメとは違う動物ですが、似た姿をした動物に「スッポン」がいます。カメはのんびりしたイメージがありますが、“噛みついたら雷が鳴っても離さない”と言われるだけあってスッポンには狂暴なイメージがあります。
しかし、あの姿ではカメ並みの速さと考えてしまいますね。ところが、私たちの想像を超えた素早い動きをするそうです。
スッポン固まる!
池のある公園を歩いていると、歩道でスッポンと遭遇します。カメの甲羅干しは聞いたことがありますが、スッポンも健康のために甲羅干しをするとのこと。
出会ったスッポンも、天気が良いので健康のために甲羅干しをしていたようですね。しかもこの子は散歩も好きなようで、歩きやすい歩道を気分よく歩いていると人間に遭遇してしまいました。
至近距離でようやく人間に気付いたスッポン。驚いた顔で固まってしまいます。陸ではかなわないと思ったのか、スッポンは方向転換して池のある方に逃げようとします。その逃げる速度が、思った以上に早かったのでした!
スッポンは速い!
スッポンはあっという間に池に入って行きました!あの体と、少ししか出ていない4本の足で、ビックリするほどの速さで逃げて行きました。
カメと似たような姿をしているスッポンですが、甲羅はカメとは違いとても柔らかいのです。そのため体重も軽く、動きも素早いとのこと。
それにしても、「一目散に逃げる」とはこのことをいうのでしょうか?とても捕まえられそうもない速さでしたね。
スッポンは噛む力だけではなく、足も速かったようです。意外に速かったスッポンのように、私たちのイメージをくつがえす動物たちの実力はまだまだあるのかも知れませんね。