友達になった子猫
外を歩けばさまざまな人や動物に出会います。よく遭遇する動物と言えば、野良猫が挙げられるでしょう。
野良猫たちは人にかまわれることが多いのか、人懐っこい性格の子が多いように感じます。そして野良猫たちは、時に人の予想を超える可愛らしい行動もとるのです。
ロシアに住んでいるロビンさんは猫が好きなのか、いつも野良猫たちの世話を献身的に行なっています。そんなロビンさんがいつものように街中を歩いていたある日のこと、会った覚えのない子猫と出会いました。
子猫はかなりフレンドリーな性格だったらしく、初対面であるはずのロビンさんともすぐ友達になることができました。そして子猫はロビンさんのスニーカーの上に登ったのです。
膝の上の子猫
野良の子猫はスニーカーの上で、少しずつウトウトと居眠りをし始めます。野良の動物はたくましいイメージが強かったのですが、襲ってくる強烈な眠気にこの子猫は耐えられなかったようです。
ロビンさんは狭いスニーカーの上よりもご自身の膝の上に乗せてあげた方が、野良子猫はのびのび過ごせると考えたのでしょう。野良子猫を膝の上に移動させました。
ロビンさんが野良子猫を膝の上に移したところ、野良子猫はとても幸せそうな表情を浮かべながらくつろぎ始めました。どうやらロビンさんが行なったことは無駄ではなかったらしく、子猫は目を閉じてとても居心地良さそうにしています。
その後の子猫
普段から積極的に野良猫の世話を行っているロビンさんなので、もちろん今回の子猫の面倒も見たそうです。ご自身の膝の上でくつろぐ子猫を保護したロビンさんが、3日後には新しい家と新しい里親さんを見つけました。
野良子猫を保護するだけでもすごいのですが、たった3日で新しい里親さんを見つけてくるのも相当大変だったのではないでしょうか？野良の子猫はせっかくロビンさんに甘えていたのに、3日間だけで離れ離れにならざるを得ない状況です。
仕方ないこととはいえ、懐いていたロビンさんと離れることを寂しがる姿が思い浮かびます。それでも今は新しい里親さんのもとで、目いっぱい甘えながら幸せな日々を過ごしていることでしょう。
