平成30年北海道胆振東部地震
2018年9月6日午前3時頃、北海道胆振(いぶり)地方に最大震度7を記録した地震が発生しました。この『平成30年北海道胆振東部地震』により土砂崩れも引き起こされ、多くの家屋が倒壊するなど甚大な被害が出ています。
自衛隊や消防隊、警察の方々が夜を徹して不明者の捜索を行いましたが、残念ながら生きて救出された方はいませんでした。被災地では今も避難生活が続いており、著名人の慰問やボランティアの活動も始まったところです。
このたびの地震に対して、アーティストの「YOSHIKI」さんが、同月12日に一千万円を寄付したことを明かしました。それでは、最近続いている日本の災害に対して、メッセージを送ったYOSHIKIさんの思いをお伝えします。
YOSHIKIのメッセージ
YOSHIKIさんは、自身の運営する米国非営利公益法人『YOSHIKI FOUNDATION AMERICA』を通じて、日本赤十字社の災害義援金窓口に寄付をされました。
震災後、サンフランシスコ上空を航空機で移動中に、機内で撮影した動画を自身のInstagramに投稿しメッセージを送りました。
海外にいてもYOSHIKIさんは、日本に心を寄せているのですね。北海道胆振東部地震の被害を受けた人、西日本を襲った台風21号の被害について気遣っています。
「皆さんのご無事、そして一刻も早い復興を祈っています。頑張って下さい。」
全力で音楽に打ち込んでいるYOSHIKIさんですが、これまでも国内外問わずに慈善活動を行ってきました。
数々の慈善活動
幼い頃に父親を亡くされたYOSHIKIさんは、自身の辛い経験から特に遺児救済関わってきました。
1995年の阪神・淡路大震災では、被災地の小中学校にピアノを10台寄付しています。
2009年には四川大地震の被災地と孤児院を慰問し、たくさんの楽器を寄付しています。
そして2010年、米国非営利公益法人『YOSHIKI FOUNDATION AMERICA』を設立します。
さらに2011年の東日本大震災では、クリスタル・ピアノなどをオークションに出品し、落札額を全額寄付しています。
2016年には、熊本地震に1,000万円を寄付しています。その他に、アメリカのハリケーンで被災した州に寄付をするなど、世界目線で慈善活動をしてきました。
YOSHIKIさんの行いは、未来の見えなくなった被災者に明るい光を灯してくれるのではないでしょうか。
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