バイクのトラブル
1人のバイカーが、シカゴの高速道路を走っていた時の出来事です。バイクで走行している最中、バイク本体におもわぬトラブルが起きました。
バイカーはすぐに、高速道路の端っこへ避難しようとします。しかしたくさんの車が両車線を走っているため、その場から抜けるどころか動くことすらできない状態だったのです。
このままでは事故につながりかねないと、焦るバイカーを助けてくれた人がいました。それはバ、イカーの後ろをたまたま走っていたトラックの運転手です。
バイカーが目の前で立ち往生している姿を見て、ドライバーは異変に気が付きます。「ガス欠かな?」と今の状況を察したドライバーは、機転を利かせてバイカーの窮地を救いました。
ドライバーの行動
ドライバーはバイカーがその場から動けないと気付き、トラックのハンドルを切りました。そのままバイクを追い越すだろうと思える行動ですが、実はバイカーを安全に端っこへ寄せるための行動だったのです。
さらにドライバーは運転席窓を開け、「歩いてそっちへ向かうんだ!」とバイカーに呼びかけて端っこへの誘導も行いました。それを聞いたバイカーは、ハンドサインを使って「ありがとう」とドライバーに返答します。
こうしてバイカーは、無事に端っこへ避難することができました。そしてドライバーはバイカーの無事を確認した後、何事もなかったかのように走り去っていったのです。
ネットの反応
バイカーはもちろんのこと、ドライバーも対応を少し間違えただけで事故を引き起こしてしまう危険な状況でした。そんな中、バイカーに対して冷静な対処の仕方をしたドライバーに、称賛のコメントが相次いで寄せられています。
・これぞプロのドライバーと言える行動で、尊敬に値する
・最高な紳士で手際が良い!
・彼のようなドライバーがもっと増えてくれればいいのに
今回のバイカーのような状況に遭遇しても、最適な行動をとれる人ばかりではありません。中には、「自分には関係ない」とばかりに無視して通り過ぎてしまう人もいます。
しかし、とっさの判断でバイカーを救ったドライバーの手腕はお見事でした。まさに全てのドライバーの鑑と言える模範的な行動でしょう。