2匹の警備犬
「平成30年北海道胆振東部地震」が発生したのは、2018年9月6日のことです。北海道を襲った最大震度7の地震の影響により、道内各地で停電や断水などが起こりました。
さらに地震で大規模な土砂崩れが発生した厚真町は、20人以上が安否不明となっています。そんな中、航空自衛隊那覇基地の公式(@Naha_AirBase)Twitterアカウントがとある写真を投稿しました。
北海道胆振東部地震の捜索救助活動のため、那覇基地からも警備犬とハンドラーの隊員2名が派遣されました。
7月に引き続きの派遣となりますが、那覇基地を代表しての活躍…祈っています! pic.twitter.com/2W9y439EJw— 航空自衛隊那覇基地 (@Naha_AirBase) 2018年9月7日
見た人の心を和ませるその写真には、数多くの温かなコメントが集まっています。7日のツイートでは捜索活動のために警備犬のクロード号とティガ号が被災地に派遣されたことがつづられています。
左の犬がクロード号、右の犬がティガ号です。話題になっている写真には、任務が終わった後の警備犬が写っています。
任務終了後の姿
任務を無事に終えた警備犬がシャワーを浴びている写真です。「お疲れ様」という意味を込め、ねぎらいのシャンプーをしてもらっているところのようです。
写真に写っているのはクロード号だけですが、もちろんティガ号も同じことをされています。よほど疲れたのでしょう、気持ちよさそうな表情をしていますね。
無事任務を終了し、本日警備犬と隊員が帰還しました✨
皆さんにご心配いただいた肉球も大丈夫なようです。
只今労いのシャンプー中.。o○
ゆっくり休んでね(*^^*) pic.twitter.com/wAKObmoMWG— 航空自衛隊那覇基地 (@Naha_AirBase) 2018年9月11日
この写真がネット上で大きな注目を集めています。7日に被災地へと派遣されたクロード号とティガ号は、他の警備犬と共に懸命に捜索救助を行いました。
そして10日に任務を終えた警備犬たちは、千歳基地を出て自分の所属している基地へと帰還したのです。警備犬のクロード号とティガ号は那覇基地に帰ってきた後、シャンプーとシャワーで疲れた体を癒やしているというわけです。
人々のコメント
写真を見た人々からのコメントは、たくさんの感謝の言葉であふれていました。そして航空自衛隊那覇基地の公式アカウントは、数多くの好意的なコメントを受けて、くつろいでる2匹の写真と共に感謝の気持ちを投稿しました。
・本当にお疲れ様でした!
・どうぞゆっくりしてください。
・日本と日本国民を守ってくださり、ありがとうございました。
皆様からいただいた温かいコメントの数々とたくさんのイイネ♪
警備犬クロード号(右)とティガ号からお礼のツィートです( ;∀;)イタミイリマス✨
那覇基地の警備犬の中で、災害救助の素質を持つ犬は限られているため
何かあればすぐに出動❢です。
今日も元気いっぱいに訓練に励んでいます(^^)/ pic.twitter.com/pNIYA1KrH6— 航空自衛隊那覇基地 (@Naha_AirBase) 2018年9月14日
投稿には、「災害救助の素質を持つ犬は少なく、何かあれば彼らはまたすぐに出動しなければならない」と書かれています。災害が起こればまた救助に向かいますが、それがいつかは分かりません。
体力を回復させた後、2匹は次の任務が来る日に備えて訓練を続けているそうです。警備犬2匹の頼もしい活躍ぶりに、心から感謝しています。
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