国歌を歌う7歳
「ロサンゼルス・ギャラクシー」というアメリカメジャーリーグのサッカーチームをご存知でしょうか？ホームタウンはカリフォルニア州ロサンゼルス、以前は元イングランド代表として有名なサッカー選手、デイヴィッド・ベッカムさんも在籍していました。
そのロサンゼルス・ギャラクシーの試合が始まる前に国歌を歌った、1人の少女の歌声が大きな注目を集めています。少女はマレア・エマちゃんといって、試合当日は1人だけで国歌を歌い上げました。
2万5,000人以上の観客が見守る中、7歳の少女がスタジアムに立ちます。多くの人の前でプレッシャーに耐えながら歌うのは緊張することでしょう。それでも、少女が見事な歌声を披露してみせたのです。
今日の試合のMVP
可愛らしくて小さい姿の女の子が一生懸命歌うのです。それがたとえどんな歌声や歌い方だったにせよ、観客たちはきっと温かい拍手をしてくれたことでしょう。
しかし、そんな予想をはるかに上回った彼女の歌声に、多くの人が驚嘆しました。この素晴らしい歌声に驚いたロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ選手も、笑顔で拍手していました。
MVP of the game! https://t.co/eZ2WdQsVN7
— Zlatan Ibrahimović (@Ibra_official) 2018年9月24日
さらにTwitterではマレアちゃんのことに触れ、「今日の試合のMVPだ！」とコメントしています。マレアちゃんは確かにその力強い歌声で、国歌を堂々と歌いきって人々の心を大きく揺らしました。選手も太鼓判を押すほどの活躍ぶりと言えるでしょう。
少女の正体
実はマレアちゃん、ただの一般人ではないのです。歌手やモデル、女優など、すでに大人顔負けの活躍をしていました。
しかも歌手に必要な歌・ダンスができるのはもちろん、ピアノやバイオリンも弾きこなせるという多彩な才能の持ち主なのです。今回のようにプロのスポーツ試合前に、国家を歌う役割を与えられるのはとても名誉なことだとされています。
マレアちゃんは以前に国歌を歌うコンテストに出場し、勝ち抜いたそうです。そのコンテストのおかげで、ロサンゼルス・ギャラクシーの試合前に歌うという役割に恵まれました。
コンテストでつかんだチャンスを見事に活かし、マレアちゃんは可愛らしいルックスとパワフルな歌声によって会場にいる人たちに笑顔をもたらしました。今後はこれまで以上に、彼女の活躍に期待が集まることでしょう。
