5年間の飼育放棄
信じられない話ですが5年もの間、鎖に繋がれたままだったシェパードがいました。動物保護団体が助けたときは、歯がすり減って弱っていたそうです。
5年もまともに動けず、飼育放棄されていたのですから当然でしょう。シェパードは「ハーシェル」という名前をもらい、シェルターで過ごしながら回復を待ちました。
そして、受け入れてくれる家族も見つかったのです。ハーシェルが新しい家族のもとへと引っ越す日。シェルターのスタッフが運転する車に乗り、途中で海に寄りました。
カリフォルニアの海でしょうか?初めて海を見た無邪気なハーシェルの姿に、きっと目頭が熱くなるでしょう・・・。
初めての海
ハーシェルにとっては、初めて見る海です。波を怖がるワンちゃんもいますが、ハーシェルは心が躍ったようです。
「早く海の近くまで行きたい」と声を出し、はしゃいでいます。海の中に入っても怖がることはなく、ジャンプして喜んでいます。
シェパードには珍しい長毛だからか、凛々しいというより愛らしい雰囲気のハーシェル。長い毛がずぶ濡れになっても平気で、とても楽しそうです。
シェパードの知的さとハーシェルの持つ愛嬌で、可愛がられるに違いありません。新しい家族も、きっと海で遊んでくれることでしょう。