ここ数年、日本列島は頻繁に自然災害が発生しており、被災地を報道等で見るたびに何かできる事はないかと心を痛めている人も多いことでしょう。
2016年4月14日21時26分、熊本県と大分県に相次いで地震が発生しました。震度6〜7の強い地震がたびたび観測され、多くの被災者が建物に入れない恐怖と戦いながら日々を過ごされていました。
そんな中、4月19日から運行を再開した『熊本空港』は、被災地支援の拠点として活躍していました。震災から2年が過ぎ、熊本空港の職員は訪れた人にどのような思いを伝えたのでしょう?
ANA職員の落書き
震災が発生した当時、熊本空港で働いていたANAの職員たちが被災地を案じている日本中の人達にメッセージを送り、話題となりました。
「応援ありがとう頑張るけん熊本」と方言を使ったメッセージに、目頭が熱くなった方も多かったのではないでしょうか。それから2年の月日が過ぎたある日のこと。
旅の終わりに降り立った熊本空港で。感動したー。なんとなく憂鬱だったし、嬉しかった。ありがとー! pic.twitter.com/9FgUC7F25g
— pote623 (@pote_chake623) 2018年10月22日
今度は「HAVE A NICE DAY(よい一日を)」と言うメッセージと共に、トンボやクリのイラストも描かれていたそうです。
空いたスペースに描かれたメッセージに投稿者さんは憂うつな気持ちも和み、嬉しくなったそうです。
本当のおもてなし
現在の熊本は減衰しているものの、地震活動は続いているとのこと。今でも避難指示が1,410世帯3,529名に出されており、各県で1000ヵ所以上避難所が開設され11万人が避難したままです。
何気なく旅行者に、歓迎のメッセージを送ったこの出来事に、たくさんのコメントが寄せられています。
・あじのあるトンボが可愛い
・最高のおもてなしですね
・ディズニーランドのキャストさんみたいですね
・ぜひ熊本に行ってみたいです
復興半ばにして、旅行者に心配りの出来る熊本空港。ぜひ、熊本県や大分県に出かけて見てはいかがですか?元気をもらえるのは、あなた自身かもしれませんよ。