バイクを買うための同意書
りと(@CrotalusNinja)さんがTwitterに投稿した父親からの手紙が話題に。投稿者さんの趣味はバイクなのですが、本人はまだ未成年です。
そのため、バイクを購入するには親の同意書が必要になります。投稿者さんは実家にいる父親に、同意書を郵送してもらうようお願いしました。
すると、父親が書いたと思しき手紙が同封されていたのです。手紙はこんな書き出しで始まっていました。どういう気持ちから出た言葉なのでしょうか?
「『あの時、同意しなければよかったのに』という後悔を親に抱かせないよう、心して日々を過ごしてください。」
父親の本音
実は投稿者さん、以前にバイク事故を起こしていたのです。「大洗での廃車事故」というのは、その時のことを指しているのでしょう。
幸運にも誰かを巻き込むような事故ではありませんでしたが、また事故が起きた時に同じ状況になるとは限りません。事故の知らせを聞いた時、父親はきっと生きた心地がしなかったことでしょう。
事故って新しいバイク買うってなって親父から送られてきた手紙みて感動してた…
きをつけなきゃなぁ…皆さんもお気をつけて pic.twitter.com/RJVeVDFzaE— 🍣りと (@CrotalusNinja) 2018年11月1日
手紙には事故が起きれば自分だけでなく、関係者全員の人生に被害が及ぶことを忘れてはいけないと忠告しています。そして常に安全を心がけ、周囲に気を配りながら趣味を楽しむようにと具体的なアドバイスも書かれています。
人生の大事なものを優先して努力を忘れないこと、健康を大切にすることなど全体的に息子さんへの思いやりに満ちた内容でした。
ネットの反応
投稿者さんは同封された手紙の内容に感動するとともに、気をつけなければと改めて思ったそうです。父親は自分の子供を心配しつつも、趣味を否定することまではしませんでした。
子供の意志を尊重する姿勢に、ネット上では多くの人が「感動した」「いい父親」などのコメントを寄せています。
・不覚にもうるっときました
・素敵なお父様をお持ちですね
・これぞ親のあるべき姿
・自分まで忠告されている気持ちになりました
父親が書いた心得は、投稿者さんを始めとした多くの人の心を打ちました。年齢に関係なく、親はいつまでたっても子供を心配するものだということがよく分かる手紙でしたね。