自分の後ろ足が自分を蹴り上げる！？
どうしてこんなことになってしまうのでしょう？自分の体の中に別の誰かが入り込んでしまった感じなのでしょうか？それとも自分を抑えきれないのでしょうか。
傍から見ていると心配してしまうような状態ですが、冷静に見ると笑ってしまいます。登場人物は、自分で自分のお手入れをしている猫。
手で自分の足を抑えながら足を舐めています。この格好もすでにおかしいのですが、ここまでは猫の日常的な行動ではあります。
この後に「おいおい」と突っ込んでしまうことが起こるんです。
多重猫格？
自分の足を捕まえながら足を舐めていたと思ったら、くるんと体勢を変えました。お腹を舐めるのかと思ったら、突然後ろ足で自分の顔を蹴り始めたのです。しかもかなりの勢いと力強さ。
そして、「ぎゃぎゃぎゃーっ」と叫び声もあげています。「攻撃する自分(足)」と「攻撃される自分(顔)」の2匹が同じ体に存在しているようです。どうにか足を押さえつけ、そして足に噛みつきました。
「グルルルゥ～」と低く小さく唸りながら噛みついている光景は、「攻撃した自分」の興奮した気持ちを落ち着かせるのと「攻撃された自分」が怒ってさらに攻撃しているのと、2通りの意味があるように思えてきます。どちらにしろ、とってもおかしな猫ちゃんでした。
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