22: 2008/08/03(日) 18:34:52.80 ID:POpkLing0
みさえ「それじゃ、いい子にしてるのよ!! また明日来るからね!」
ひろし「もっと美人な看護婦さんがいたら教えてくれよなっ!」
しんのすけ「えぇ~!! もう帰っちゃうのぉ~? オラも帰りたい帰りたい帰りたいぃ~!!」
しんのすけの言葉に心を打たれる二人
しかし今はまだ……
みさえ「よくなったらすぐ帰れるわよ……ね?アナタ」
ひろし「あぁ……じゃあ、また明日な!」
しんのすけ「ふーんだ! 明日お土産待ってるから~!! んじゃ!」
部屋を後にした二人の顔は今にも泣きだしそうてあった
24: 2008/08/03(日) 18:35:14.06 ID:POpkLing0
家に帰宅した二人
いつも賑やかな我が家は
何も会話の無い暗い家庭へと変化しつつあった。
こんな静かな夜は
しんのすけが幼稚園のお泊り会以来である。
みさえは一人居間で泣き崩れている。
ひろしは何も言わず黙って座りこんでいる。
その空気を感じ取ったのか、ひまわりも泣き出してしまった……
気が付くと夜が明けていた
28: 2008/08/03(日) 18:35:49.53 ID:POpkLing0
しんのすけ「ねぇ~オラいつになったら退院できるのかな?」
みさえ「プリン食べた罰よ! しばらく入院してなさい!」
しんのすけ「あ~あ……早く幼稚園に行ってみんなと遊びたいゾ!」
みさえ「早く遊びたいんだったら あんまり動き回らないでおとなしくしてるのねっ!」
しんのすけ「ほ~い」
………
私はこの子の前で いつもと同じ母親を演じていられているだろうか?
この子の笑顔を見ていると、本当に難病にかかっているかわからなくなる……
もしかしたら医者の診断ミスなのではないか?
そういう期待すら持ってしまう……
続きは次のページからご覧ください!!

