376: 2008/08/03(日) 21:47:35.14 ID:POpkLing0
看護婦「これ……しんのすけ君から渡すように頼まれてたんです…」
それは
少しクシャクシャになった紙だった。
ちゃんと広げてみてみるとそこには文字が書かれていた。
どうやら手紙のようだ。
ひろし「……なになに?」
382: 2008/08/03(日) 21:48:40.44 ID:POpkLing0
『とうちゃん かあちゃん ひまわり このてがみをよんでいるということは オラはもうしんじゃったんだね。』
『オラ すこししか いきられなかったけど すっごくたのしかったゾ!』
『うみ もういっかいいけなかったね でもオラみんなといられるだけでうれしかったんだゾ!』
『とうちゃん! ひまわりのためにがんばって はたらくんだゾ!』
『かあちゃん! むだづかいはあんまりしちゃだめだゾ! おべんぴ なおすんだゾ!』
『ひまわり! ひまわりはオラににて きっと びじんさん になるゾ! かっこいい オムコさんみつけて しあわせになるんだゾ!』
『みんなにであえてよかったゾ! オラもうこわくなんてないゾ! んじゃ、そーゆーことでー』
震える手で書いた文字はぐちゃぐちゃだった。
紙には所々に丸いシミがある。
だが一文字一文字頑張って書いた文字は
ひろしとみさえにはちゃんと伝わったようだ。
ひろし・みさえ「…………………」
手紙を読む二人の頬は
流しきってしまったハズの涙がまた一粒二粒ポロポロとつたっていた。
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