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【まさかの展開】契約社員の俺を潰しにかかる先輩→美人上司が仕掛けた罠と最後の決め台詞が完璧すぎたww

897: 882 その7 2016/12/20(火) 17:29:36.11
たぶん嫁は最後のところを決め台詞っぽく言いたかったのだ。なのに噛んでしまった。
同時に向かいの机から噴き出す声が聞こえた。チームの他のメンバーだった。

向「ぶふううぅぅぅwwww 嫁さん、そこまでカッコよく決めたのに、最後wwwww」
嫁「う、うるさいな!!!!」
嫁の顔を見ると真っ赤になってしまっていた。

それでも先輩には堪えたようで「失礼します」と席を立ち、その日は戻ってこなかった。
その後、先輩は契約社員担当から外された。

この一件の最中、俺が処々で感じた「いたたまれなさ」は、ほとんど全部被害妄想だった。
最初、俺と先輩のやりとりで嫁が鬼の形相をしていたのは、俺にではなく先輩に対してブチ切れていた。
その後の「正社員登用考え直さなきゃ」というのは、実はこの先輩がまさに正社員登用だったんだ。
(その経験がある先輩なら、新しい契約社員(俺)の気持ちがよくわかるのでは、ということで契約社員担当になった。)
だがこんな仕事をするんだったら「考え直さなきゃ」という意味だった。
隣組の人態度は、その人は長年の付き合いで嫁が怒っているのに気が付いた。
気の毒そうな顔は、最初は「こいつ(俺)がターゲットか」と思ったから。
でもその後のやりとりで対象が俺でないと分かり、ということは嫁が何か企んでるのもわかった。
わざわざ隣のシマにPC借りに来るのも、何か理由があるのだろう。
だから「怖いだろ」とか茶々入れてニヤニヤしていた。

「何が悪いかわかる?」と訊いたのは、先輩からちゃんと指摘されてるかどうかの確認。指摘されてないことがわかったから厳しい顔をしていた。
経歴を根掘り葉掘り訊いたのは、俺の「癖」が、どうして培われたかを理解するため。
で、夕飯別れ際の「ごめんね」は「本来ならば上司として、もっと早く注意しなければいけなかった。つらい思いをさせてごめんね」という意味。

「悪いけど」は、嫁が興奮したり緊張したりすると連発する口癖だというのもあとからわかった。
実は部下を叱りつけるのは馴れてなくて、かなり緊張していたんだそうだ。

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