100: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:40:05.96 ID:aWSpUdyv0
黒服2「がぁぁぁっ!!!指が!!指がやられた!!」
黒服1「くそ、大丈夫か!仕方ない、逃げるぞ!!」
黒服二人が廊下へと逃げていく。
ジャイアン「逃がすかよ!!」
再び投げた灰皿が今度は別の黒服の背中にヒットする。
黒服が何かを落とした。
黒服1「がぁ!!……あ、待て!!ビッグライトを落とした!!」
黒服2「拾ってる暇はねぇ!どうせバッテリー切れだ、放っておけ」
そのまま黒服は廊下を曲がっていく。
ジャイアンがあとを追いかけ廊下を曲がると、男たちの姿はなかった。
代わりに、ピンク色のドアが消えていくの見えた。
101: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:40:41.02 ID:MIT9FiaH0
空気砲じゃなくて空気ピストルって言うのがいいねぇ
102: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:41:38.10 ID:aWSpUdyv0
のび太「う……ジャイアン」
ジャイアン「のび太!!おまえ大丈夫か!!」
のび太「ああ、僕は蹴られただけだから……あいつらは?」
ジャイアン「逃げたよ……どこでもドアでな」
のび太「なんだって!? ……いや、それより今はジャイ子ちゃんの手当てが先だ」
ジャイアン「ジャイ子!!ジャイ子は助かるのか!!」
のび太「わき腹だからたぶん致命傷ではないと思う。僕は専門じゃないけど……止血し
て急いで病院に連れて行けば……」
108: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:43:10.79 ID:aWSpUdyv0
一方その頃出木杉はというと、しずかとの間に微妙な空気を感じつつあった。
小学校の頃からしずかとはよく遊んだし、彼女からの好意も少なからず感じる。間違
いなくいける、そう思うのに何故のび太に遠慮してしまうのだろう。別にのび太としずかは付き合ってるわけではないはずだ。なのに、どうして?
出木杉(これが正しい未来ではないからか? やはりしずかちゃんはのび太くんと結ばれ
るはずだからか……? いや、そんなの僕らしくない。それじゃまるで運命を認
めるようなものじゃないか……)
自分自身が何を願っているのかわからない。
しずかの気持ちがわからない。
何となく、逃げ出したいような気持ちに駆られた。
109: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:43:19.87 ID:YeT52Pi2O
ジャイアンかっけーな
やっぱ男は強さだな
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