5: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 15:55:48.61 ID:aWSpUdyv0
しずか「のび太さん、そういうところは変わらないわね」
のび太「そうかな?でもこないだしずかちゃんに言われてから、ヒゲは毎朝剃るよ
うにしたんだよ」
しずか「それだけじゃダメよ。他に……」
のび太「他に?」
しずか「そうね、まずその伸ばしっぱなしのボサボサ髪を綺麗に切って整えて、
丸眼鏡をオシャレフレームに変えて、背筋を伸ばして、ヨレヨレの白
衣を洗濯してアイロンかけて……」
のび太「………いろいろダメみたいだね」
7: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 15:59:42.41 ID:aWSpUdyv0
しずか「そんなことより、ここへ来る途中に研究室の前を通ったんだけど……」
のび太「ん?」
しずか「のび太さんの研究室で作ってるアレ……ドラちゃん?」
のび太「……うん。といっても、形だけだよ」
しずか「そうよね……」
のび太「情報工学科との共同開発でね、言語学習型のコミュニケーションロボッ
ト。そのロボットのデザインを、ドラえもんにしてみたんだ。周りから
はなんでそんなデザインに』って言われたけど」
しずか「のび太さんらしいわ」
のび太「けど、本物のドラえもんには程遠いよ」
のび太「実際、今の科学じゃドラえもんは無理なんだ」
9: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 16:01:27.05 ID:aWSpUdyv0
???「やあ、野比先生にしずかちゃん」
しずか「あら、出木杉さん」
のび太「出木杉くん……その呼び方はやめてよ」
出木杉「いいじゃないか。助手になったのはのび太くんの方が先なんだし」
のび太「君のいる情報工学科とは違って、うちは慢性的な人手不足だから……そ
れだけの理由だよ」
出木杉「謙遜するなって」
のび太「そんなことないよ……現に今の共同開発だって君が皆を引っ張ってるし
ね。出木杉くんの方が、やっぱり僕より優秀だよ」
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