411: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 18:16:15.37 ID:aWSpUdyv0
ジャイアン「おぉぉぉおぉれぇぇぇはジャイアァァァァァン!!」
歌いながら、豪傑・ジャイアンが立ち上がる。
肩と脚から血を滴らせ、歌いながら黒服に向かっていく。
ジャイアン「がぁぁぁぁぁっきだあいしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!」
黒服2「うががががががががが」
黒服の首をジャイアンの豪腕が思いっきり締め付ける。
――メキメキメキメキ
ついに黒服の男は気を失い、ジャイアンの手から滑り落ちる。
しかし、その直後ジャイアンの歌声が止まる。
黒服1「調子に……乗りやがって」
もう一人の男の手に握られたナイフが、ジャイアンの腹部に突き刺さっていた。
420: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 18:18:52.55 ID:aWSpUdyv0
スネ夫「ジャイアン!!」
ジャイアン「ぐ……おお……スネ夫、逃げろ!!」
スネ夫「!!」
ジャイアン「逃げろ!このことをのび太たちに知らせるんだ……早く行けぇぇぇ!!」
ジャイアンは血を滴らせながら黒服に掴み掛かる。
黒服の男はジャイアンを引き離そうと必死だ。
ジャイアン「行けぇぇぇっ!スネ夫!!!」
スネ夫(ごめん、ジャイアン。ごめん!!)
スネ夫はベットから転げ落ちると、コピーロボットの使っていた石ころ帽子を拾い、傷む
傷口を押さえながら病室から駆け出していった。
走りながら院内を眺める。医師から患者から、皆眠らされていた。殺されている者もいる。
スネ夫(僕らのせいで……)
スネ夫は泣きながら走った。
426: 名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/13(金) 18:20:25.69 ID:aWSpUdyv0
のび太としずかは駅前で何とか出木杉と合流に成功した。
出木杉は腕を折られていたが、コピーロボットを一体倒したとのことだった。
出木杉「それより……スネ夫くんたちとさっきから連絡が取れないんだ」
のび太「うん、それは僕らも心配してたんだ。出木杉くんと合流したら病院に行ってみよう
かって話してた」
しずか「……待って!スネ夫さんから電話が……もしもし、スネ夫さん?」
スネ夫『ああ、しずかちゃん。実は……』
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