314: :2005/10/30(日) 09:21:53 ID:
彼女は下を向き、長い沈黙が続いた。そして鈍感な俺はこのときようやく気づいたんだ。
彼女はお金をとってメールのやりとりをする今までの行為に罪悪感を感じていたのだと。そして彼女はゆっくりと話し始めた。尋問された容疑者が自白をするように。
そんなつもりはなかったんだ。感謝こそすれ、問い詰めるつもりなんて全くなかったのに。彼女が話したのはだいたいこんな内容だった。自分はフリーターで事情があって少しお金に困っていたこと。
アルバイトをしながらお金を稼ぐ方法として、有料のメル友を思いついたこと。
偶然彼女の働く店に俺が来て、ポイントカードを作ったので、そこからメルアドと
電話番号を調べたこと。なんで俺を選んだのかと尋ねると、彼女は自分と同じで寂しそうだったからだと答えた。彼女の自分を責めるような話し方が悲しかった。俺は何も怒ってはいないし、むしろ感謝
しているのに。俺は一生懸命に彼女にそのことを伝えた。君とのメールのやり取りが、
どれだけ楽しかったか。寂しかった心がどれだけ癒されたか。灰色のモノクロームだった
毎日が、彼女のおかげで鮮やかに色づいたことを。彼女はただ「ありがとう」と言い、罰の悪そうな表情は最後まで消えることはなかった。
彼女はお金をとってメールのやりとりをする今までの行為に罪悪感を感じていたのだと。そして彼女はゆっくりと話し始めた。尋問された容疑者が自白をするように。
そんなつもりはなかったんだ。感謝こそすれ、問い詰めるつもりなんて全くなかったのに。彼女が話したのはだいたいこんな内容だった。自分はフリーターで事情があって少しお金に困っていたこと。
アルバイトをしながらお金を稼ぐ方法として、有料のメル友を思いついたこと。
偶然彼女の働く店に俺が来て、ポイントカードを作ったので、そこからメルアドと
電話番号を調べたこと。なんで俺を選んだのかと尋ねると、彼女は自分と同じで寂しそうだったからだと答えた。彼女の自分を責めるような話し方が悲しかった。俺は何も怒ってはいないし、むしろ感謝
しているのに。俺は一生懸命に彼女にそのことを伝えた。君とのメールのやり取りが、
どれだけ楽しかったか。寂しかった心がどれだけ癒されたか。灰色のモノクロームだった
毎日が、彼女のおかげで鮮やかに色づいたことを。彼女はただ「ありがとう」と言い、罰の悪そうな表情は最後まで消えることはなかった。

